緑のエンジョイプレイス「キャンプを張ろう」

ロープ

ロープとは紐や針金などの細長い物品をさらにより合わせたもの。けん引や支持などを目的とするロープは綱(つな)ともいい、縛るためのロープは縄(なわ)ともいう。また、登山の用途に用いるものをザイルと呼ぶ事が多いが、これはドイツ語で綱と言う意味であり、英語のロープと同義語である。

ピックアップ情報

    概説

    繊維を撚り合わせて太くして実用に供するものには糸・紐などがあるが、縄やロープというのはそれらに似てより太いものをいう。普通は紐を撚り合わせて作られ、紐より強い力で結んだり、大きなものを引っ張るときなどに用いる。より野外で用いることが多い。
    素材としては糸や紐の材料はもちろん利用されるが、それに向かないより太くて粗雑な材料、たとえばシュロの繊維や藁も使われる。さらに、近代以降では強さの確保のために金属なども利用されるケースがある。

    歴史

    日本では古くから道具として縄が使われた。古いものは、アジアで最も古い16000年前の縄の痕が、縄文土器に遺されている。
    縄を結うという行為は、材料の葛や藁、すなわち自然界の産物を治めて道具に変えるという神聖なものとして、自然界を治める行為の象徴とされた。日本では人間の力の及ばない「神(八百万の神)」を治め、その力を治める象徴として縄が用いられた。古くは『日本書紀』にもそのような記述があり、弘計天皇の項に「取結縄葛者」とある。(注連縄の項参照)
    さらに、江戸時代には、幕末まで、温故堂にて、伝説の縄の発明者葛天氏が和学として、塙保己一・塙忠宝親子によって講談されていた。
    相撲の世界で横綱が誕生したときに部屋の者全員で横綱の綱を結うのは「神」とされる横綱の力を治めるためであり、日本の神社で神として祭られているものに縄が巻かれていたりするのはそのためである。
    また、縄で囲って所有権を主張するのを縄張りといい、現在では縄張り行動として動物生態学用語にも使われている。


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